33歳無職、フェスでアーティストに嫉妬する

YOUNG POP CLUBのライブ写真

大阪の野外フェス「YOUNG POP CLUB」に行ってきました!

いや〜良かった!特にトリのBialystocksのライブに大興奮。気づいたら叫んで踊ってましたわ🥳

でも、いいライブとかフェスではしゃげばはしゃぐほどに、

どこか「他人の祭り」であることを思い知らされるというか、

はしゃぐ自分をどこか遠くから冷たく見つめているような感じもします😂

それに気づかないように酒を煽ってテンション上げるので、

帰りはいつもヘロヘロになってしまいます笑

どんなにはしゃいでも、どんなにすごいショーを観ても、

自分はその他大勢の観客でしかない「他人の祭り」

ワールドカップとか、WBCとかもそう。俺はそこにはいない、

俺が観ているかどうかは関係ない「他人の祭り」ばかりです。そうです。最強伝説黒沢状態です。

最強伝説黒沢の第1話。あらゆる漫画の中でこの漫画が一番好きです。

ステージ上のミュージシャンに嫉妬する無職

俺は少しだけ音楽をしていた時期があるからか、ライブを観て素直に感動だけで終わらず、

何だか嫉妬に近い感情が発生します。これって俺だけなんでしょうかね?

良いライブを観ると、すげ〜!!って感動すると同時に、

自分がステージにいないことが悲しくなって、嫉妬に近い感情が生まれます。

別に俺が昔所属していたバンドとか、昔のライバルがステージに立ってるとかじゃないですよ?

もう全然関係ない人。何だったらフェスに来るからついでに聴いとこくらいの最近聴き始めたバンドでもなる。

ただただ知らない人が良いライブしてる、それだけなのに笑

もし、若い頃に本気で音楽に取り組んでいたらそこにあったかもしれない自分の可能性をステージ上のミュージシャンに見てしまうんですかね。

俺は作曲もほとんどしないし、バンド組んでも練習も大してしてなかったし、

家で気が向いた時にギター弾いてた程度で音楽やってたと言って良いレベルかすら微妙なのに、

一流のプロに一丁前に嫉妬する自分が怖いわ😂

同じような現象は「文章」でもある

今では完全に黒歴史なんですが、俺は昔色々と恥ずかしい文章を書いていて、

これをネットで公開していたところ、マジで一瞬、ほんの少しだけ話題になり出版の話がきたことがあります。(怖くて逃げました)

だからだと思うんですが、ちょっと前に最多タヒさんという詩人の展示に行った時も、

自分の中に先日のフェスで感じた嫉妬のような感情があって、めっちゃ恥ずかしくなりました。

最果タヒさんはこんな感じの詩を書く人

これは夢を追わなかった人特有の感情なのかもしれない

こういうアーティストへの「嫉妬」みたいな感情って、みんなあるんでしょうかね。

大変におこがましい話なんだけど、この感情って、

自分が本気出して音楽とか文章に取り組んでいたら、

今頃そのレベルに到達していたのに!っていう無意識的後悔からきてるんじゃないかと思うんです😅

ステージに立っているミュージシャンも大盛況の個展をやる詩人も、途轍もない才能と努力あってこそ輝いてる訳で、

俺みたいにスタートラインにすら立たなかった人間が軽々しく「俺もなれたかも🤪」なんて思って良いもんじゃないのは頭ではわかってるんだけどね。

俺は今までの人生、一切の夢を追わずに、真面目だけを取り柄に、

毎日学校に通い、勉強して、就活をして、楽しくもない仕事をしてきました。

自分の好きな音楽や文章に一度たりとも本気で取り組んでこなかったからこそ、

自分の才能の限界を見ずにおっさんになってしまったから、

もしもあの頃本気で音楽や、文章に取り組んでいたら…という可能性をいまだにステージ上の人物に重ねてしまって、嫉妬してしまうのかもしれませんね。

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コメント

  1. こりちゃん より:

    これわかります。

    昔かじってたことのある分野もそうだけど、それに限らず
    「自分にも出来るんじゃないか?」っていうのがのが心の奥にあって、その可能性を捨てきれない感じですね。

    今でもやれば自分にもできるんじゃないかって。

    宝くじを買って「当選番号を確認しないで」ずっとしまっておく感じです。
    当たっているかもしれない可能性をずっと取っておく感じ。

    そうなると単なる趣味として割り切れなくて、純粋に楽しめない。

    自分の持ってる宝くじはハズレ券だということを「確認」して、捨ててしまう。可能性にケリを付けると楽になれます。

    • 麦茶 より:

      こりちゃんさん
      コメントありがとうございます。
      この感覚って、私だけじゃなかったんですね。
      誰にも話したことがなかったので、共感してもらえて嬉しいです。
      確かに、今でも自分にもできるんじゃないかって思っているのかもしれません。
      頭ではわかってるんですけどね〜。

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