老後の資金について

年金手帳と1万円札

老後の資金って不安ですよね。

政府の財政悪化による増税、受給年齢が引き下げられ続ける年金…。現代の現役世代は老後の心配が絶えません。

とはいえ、国家公務員であれば給料は毎年増えていきますし、退職金も2000万円くらいは出ます。

また、共済年金にも加入しています。贅沢しなければ、貯金などなくとも老後の心配はほぼないでしょう。

そう、勤め上げることができれば。

私は、老後の資金のことなど全く考えずに中途退職しました。そのため、今日初めて老後の資金についてシミュレーションをしてみました。退職前にやっとけ。

シミュレーションにはこちらのサイトを使わせていただきました。

あなたの公務員年金はいくら?簡単 年金受給額計算シミュレーション
あなたの公務員年金はいくらもらえるのでし...

公務員として65歳まで勤めた場合の年金

このように65歳まで勤め上げた場合、年間約200万円、つまり月16万5千円以上もらえる計算になります。これなら共働きで厚生年金を受ける妻と二人で暮らすならかなり余裕がありますね。

仮に妻が国民健康保険のみの加入でも月23万円もらえる計算になります。

公務員を32歳で退職。その後年収300万円で厚生年金に加入して65歳まで働くケース

俺の年金95万円でした。

月に換算すると8万円行かないくらい。年金だけで生活するのは不可能です。お疲れ様でした。

ん?でもよく見ると厚生年金が0円になってる。なぜか厚生年金が計算されていないようです。入力してるはずなのに、何でだろ。

では、別途厚生年金の計算をしてみましょう。

年金シミュレーション
支給開始年齢の繰り下げ、繰り上げで受け取る金額はどう変わるのか。簡易的なシミュレーションが出来ます。

こちらの記事をみると、厚生年金の概算は老齢厚生年金:[現役時の平均年収額(百万円)] × 5500円 × [年金加入年数]で算出されています。

この計算で、33歳から60歳までの27年間を年収200万円(非正規想定)で厚生年金に加入したと試算します。

2(百万円)×5,500×27(年)=297,000円となります。

これを先ほど試算した国民年金と共済年金の合計である951,384円と足し合わせると、約125万円/年額となりました。

私の年金は、月額10万4千円くらいになりますね🤔

妻の年金をシミュレーションしてみる

妻は年収250万円くらいで60歳まで勤務すると勝手に想定。

すると、国民年金78万円+厚生年金2.5(百万円)×35(年)×5,500=126万円

こちらも月額10万4千円程度でした。

老後に必要な資金は?

夫婦の年金を合計すると月額21万円弱くらいですね。

この金額は、こちらの記事を見たところ、極端に少ない金額ではないようです。

【FP監修】老後資金はいくらが目安?貯蓄がない人は?|セゾンファンデックス
「老後資金はいくら必要か?」将来的に年金の破綻が懸念される中、公的年金だけでは私たちの老後生活は成り立たないのが現実です。老後どんな生活を送りたいかによっても、生活費などの必要額は変わってきます。ここでは平均的なケースでいくら老後資金が必要なのか目安を試算します。また、「貯金がない」「これから貯めるのも無理」という方に...

また、この記事によると老後に必要な資金は夫婦で2,100万円とのこと。

私たちは自動車は使わないため、自動車購入費の200万円はかかりませんが、受け取る年金の額がモデル例より月1万円程度少ないため相殺されます。

インフレ率を考慮する

私の場合、FIREを目指して貯蓄・投資を続けてきました。そのため、現時点での金融資産は1,600万円程度あります。また、妻も400万円程度貯金があります。今住んでいるマンションも、いずれ妻の名義になり家賃はかからなくなります。

派遣社員として働けば給料全部使っても今の資産を安全に運用していくだけで老後の2,100万円の確保は余裕ですね。

それどころか、老後必要資金の2,100万円を達成した後の運用益は生活費に回せそうです。

2,100万円を利率3%で運用できれば、年間63万円になります。月額にすると5万2千円程度です。心強いですね。

ただし、この試算は現状の年金制度で、物価も現在のものを使用しています。

年金がもらえる年齢は徐々に引き上げられています。また物価は今より確実に上昇し、生活費は上がります。

老後に直撃?「インフレ」は暮らしにどう影響するのか | 野村證券
インフレによる資産への影響についてご紹介。現金価値が目減りしていくため、預貯金にも影響が…。 | 50代・60代向けの「お役立ちコラム」

上記のリンクは野村證券は試算したインフレ率2%で推移した場合の生活費についてです。

20年で1.5倍にもなっています。インフレ率2%は、日本の過去35年(ニッセイによる分析)の実績から考えるとかなり高く見積もっていると感じます。しかし、昨今の市況からはあり得ない数値でもないです。

そうなると、運用益はインフレ率を上乗せした利率が必要となるわけです。ただ、それでも既に夫婦の資産は2,000万円を超えていますし、インフレした分は賃金も上がっていく(はず)。

現状ほぼ老後資金が確保できているので、現在の資産に手をつけずインフレ率分だけ運用益を出せば老後資金は問題ないでしょう。

ただ、運用益を生活資金に回そうと思うと、インフレ率+αの利率が必要になりますね。

それに、物価が上がれば資産運用の際の配当もその分上がるはず。インフレについてはあまり深刻に考えなくてもいいかな、と思っています。

まとめ

派遣社員として年収200万円で働き、資産運用を続ければ特に老後の資金は問題ないという結論に至りました。

ただ、妻が60歳までフルタイムで働くかわかりません。また、どちらかが途中で働けなくなることもあるかもしれません。結局は取らぬ狸の何とやらですね。

急な出費や病気とかになったらとかは知らん。

まあ、なんとかなるっしょ。

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