
こんにちは。10年勤めた国家公務員をノープランで退職した麦茶です!

特に転職先が決まっているわけはないけど、公務員が辛い。辞めようか迷っている。
辞める場合に向けて、退職する前にやっておくことって何?
今回はそんな疑問を持たれている方に向けて、私の実体験をもとに公務員を辞める前にやっておくことについて書いていきます。
私は、特にやりたいことがあるわけでも、スキルがあるわけでも、転職先が決まっているわけでもないのに、何の準備もせず退職しました。はい。32歳にしてまさかの完全ノープランです。笑
そんな私が公務員を退職する前にやっておくべきだったと後悔していることがあるので紹介します。これから退職を考えている人に参考にしてもらえたら嬉しいです。
転職活動をしておく
退職する前に転職活動はしておきましょう。
自分の市場価値を知っておくことは、退職するかどうかを決める際にも役立ちます。
もし、転職先を見つけられなかったとしても、転職するためには何をするべきかもわかりますし、退職後に就職活動をする際にも役に立ちます。
退職する前に再就職先を見つけておくのがベスト
基本的に公務員に失業手当はありません。しかも多くの公務員の給与は当月払いです。そのため退職後、即無収入になることが多いです。(退職金は出ますが)
他に収入源があったり貯蓄があるなら問題ありませんが、特に当てがない場合、再就職先を見つけてから退職するのがベストです。
退職する前に転職活動をしなかった私の感想
私は、在職中は転職活動するエネルギーがなかったため、ほとんど転職活動をしませんでした。また、しばらくは無収入でも生きていける程度の貯蓄はあったので、転職先を決めないまま退職しました。

実際に無職になってみると、貯蓄があっても無収入の期間は不安だよ。
税金や社会保険料でお金がすごい勢いで減るのに驚いた。
退職後の目標を決めておく
どうしても在職中の転職活動ができない!という場合でも、退職後どんなことで生活費を稼いでいきたいか、その実現可能性がどのくらいかくらいは調べておくべきです。
まだ何の目標もないけど、何となく公務員を辞めたいなら
まずは、自分がどんなことをしたいのか、何に向いているのか、今すぐ考えましょう。
もし、公務員を続けるという結論になっても、自分が向いていること、やりたいことを知ることは、今後の人生で必ず役に立ちます。
具体的には、「やりたいことの見つけ方」という本がわかりやすくてお勧めです。本に書かれているワークを言われた通り進めるだけで、自分のやりたいことがわかります。
もちろん、他にも自分のやりたいことを見つけるための本や、手法はあります。何でもいいのでまずはすぐにやりたいことを見つけるための行動を起こしましょう。
何の目標も勝算もなく公務員を辞めた感想
私は、具体的に自分で何がしたいのかすらわかっていない状態でしたが、仕事が嫌すぎて退職しました。

ぼくは、何の目標もなかったけど仕事が嫌すぎて辞めたよ。

えー!?公務員の退職についてのいろんなサイトを見たけど、
目標もなく辞めたら後悔するって書いてたよ!

公務員は本当に向いていなかったし、辞めたこと自体は後悔してないよ。
でも、在職中に自分が何をしたいかはしっかり考えておくべきだった、と思うよ。

自分に合った仕事や、生き方を模索するのは時間がかかるし、見つかったとしても、
32歳無職だと採用してもらえるかもわからない、未経験の業界のために必要な資格の準備をしていると、不安になるよ!

…ぼくは気をつけよう。
スキルアップをしておく
少しでも興味のある資格があれば、在職中に勉強しておくことをお勧めします。
退職した後の目標が決まっていない場合(特に専門職の場合)
まずは、いまの仕事に関連する資格を取っておくことをお勧めします。
金融関係の仕事をしているのであれば、FPなど。
労使関係の仕事をしているなら社労士など。
来庁者によく外国人がいるのであれば、語学の資格をとってみたり、という感じです。
仕事でよくエクセルやワードを使うのであれば、MOS資格など取ってみるのもいいです。
仕事にも役立つでしょうし、辞めた後、以前の仕事で実際に活用していた資格があるのは大きな強みになります。
また、自分のやりたいことは何か、本を読むなどして考えてみてはどうでしょうか。
退職後の目標が決まっている場合
その目標に沿った勉強をしておくべきです。
例えば、WEB制作を仕事にしたいのであれば、事前にブログを始めてみる、とか、
自分の特技を活かした教室を開きたいのであれば、経営の勉強や、教え方についての本を読む、とかです。
何のスキルもない状態で退職してみた感想

ぼくは国家公務員だったんだけど、在職中に何の資格も取っていなかったから、専門性を活かした仕事には就けていないんだ!
今は資格取得を目指しながら、主夫業とたまに単発のバイトをしているよ!

…計画性がなさすぎる
退職を決める前に有給休暇を使っておく
退職する前に使い切らないと有給休暇は消滅します。有給休暇は1日分の日給と同じ!もったいないです。
私は3月を全部有給で休んでいますが、それでも10日以上消滅させてしまいました。
こうならないように、退職しようかな、と悩んでいる時点から積極的に有給は使っておいた方がいいです。
最近は有給の消化を業績目標にしている職場も多いと思いますので、公務員を続ける場合であっても、有給は消化した方がいいです。
また、在職中でも転職活動や資格取得や自己分析など、退職後の自分のためにできることがたくさんあります。有給を使ってやってしまいましょう!
有給休暇を使い切らずに退職した感想


忙しくてなかなか取れないけど、辞めることを視野に入れているなら、
無理してでも有給は消化して、自分のために使った方がいいね。

そうだね。もし有給休暇を使い切った後、病気になってしまっても、
公務員は病気休暇もあるから大丈V
辞めたいならまず貯蓄!
退職するにあたって、貯金の有無はとても重要です。
私が再就職先が見つかっていないにも関わらず退職できたのは、一定の貯蓄があったからです。
再就職先が見つかっていない状態で辞めるのであれば、最低でも2年〜3年くらいは働かなくても生きていける貯蓄は欲しいですね。
資産1600万円+退職金100万で退職した感想

最初は、貯金切り崩しながら短時間のパートで生きていこうと思ってたけど、かなり厳しそう。

無職でも、税金や社会保険料はかかるもんね。

せやで。それにぼくの場合、妻もいるので節約には限界があるし…。
サラリーマンやるかどうかは置いておいて、働く必要はあるね。
退職後に無職でもかかるお金にどんなものがあるかは、この記事に書いてあるよ。退職する前にチェックしておこう。
まとめ
公務員を退職する前にやっておくこと5選を紹介しました。
公務員を退職する場合は、自己のキャリアのためにも早めに決断した方がいいです。
特に、何となく公務員を辞めたいなあ…と思っている人はまず、なぜ辞めたいのか、本当にやりたいことは何なのか、理解することから始めましょう。
こちらの記事で私が公務員を辞めたかった理由について書いています。公務員を辞めたいけどその理由が言語化できていない人は、参考にしてみてください。
そのために、早めに自分のやりたいことを見つけ、計画的に退職の計画を立てられるといいですね。
公務員を続けるにしても、辞めるにしても、あなたが本当に納得のいく答えが出ることを祈っています!


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